ASPI航空宇宙戦力研究所

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令和7年度の活動結果

「人工知能研究の今までとこれから」:講師 丸山宏氏

 標記の題目で、東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター・上席研究員、株式会社Prefferd Networks・シニアアドバイザーの丸山宏氏による1時間30分の講話の後、対面及びリモートの各参加者との間で質疑応答を20分行いました。
 
 
 講話の概要は、以下のとおりです。

1.日時:7月15日㈫ 15:00~17:00の2時間
2.場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷2階「琵琶の間」
3.参加者:メンバー等14名(対面)、リモート参加者は多数
4.
目次

 I 人工知能研究の今まで
  〇最初の50年ー賢い人の思考を対象とした人工知能
  〇次の15年ー普通の人の思考を対象とした人工知能

 II 人工知能技術の課題とガバナンス
  〇生成モデルの限界
  〇今のAIは「計算機科学の総合格闘技」
  〇人工知能の危険

 III  人工知能研究のこれから 
  〇人にできない思考を対象とした人工知能
  〇人間との棲み分けー超知性と共存する社会へ

6.講話での使用資料
PDFファイルを表示 その1
     
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〇講師のプロフィール

  丸山宏(まるやま ひろし) 1983年に東京工業大学大学院を卒業後、日本IBMに入社。東京基礎研究所にて人工知能や自然言語処理の研究に従事したのち、東京工業大学の客員助教授を務める。2006年にはIBM東京基礎研究所の所長、執行役員に就任。2009年からはキヤノンでデジタルプラットフォーム開発を指揮、2011年からは大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所の教授。2016年以降は、AIスタートアップの株式会社Preferred Networksで最高戦略責任者、東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センターの特任教授などの要職に就く。現在は同センターの上席研究員、株式会社Preferred Networksシニアアドバイザー、花王株式会社のエグゼクティブフェローや株式会社EARTHBRAINのアドバイザなど多方面で活躍。

 

「宇宙開発の現状とこれから」:講師 白坂成功氏

 講師は、慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 白坂成功教授です。大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出論やシステムズエンジニアリングを専門とされています。今回の題目は、「宇宙開発の現状とこれから」でした。1時間30分の講話の後、対面及びリモートの各参加者との間で質疑応答を20分行いました。
 
 
 講話の概要は、以下のとおりです。

1.日時:11月13日㈭15:00~17:00の2時間
2.場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷2階「琴の間」
3.参加者:会員等18名(対面)、リモート参加者は多数
4.
講話での使用資料
     
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〇講師のプロフィール

  白坂成功(しらさか せいこう) 東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。専門分野は大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論やシステムズエンジニアリング。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010 年より同専任准教授、2017年より同教授。202310月より同研究科 委員長に就任。201512月〜20193月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。その技術成果を社会実装するために株式会社Synspectiveを共同創業者として創業。内閣府宇宙政策委員会、経産省 産業構造審議会 製造産業分科会等、多くの委員会の委員として政府の活動を支援。

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